風水インテリアの人気
風水インテリアがドクターコパとともにお茶の間を席巻したのは
21世紀に入ってすぐくらいのことだったでしょうか、
今でも人気は衰えません。
風水をインテリアに応用しようというインテリア風水の考え方は
そもそもどうして生まれたのでしょうか?
家具の配置がほんとに運をよくするのでしょうか?
それを知るためには風水の事の起こりについて知らなくてはなりません。
風水の歴史
風水とは歴史を省みて国家や都市の栄枯盛衰を見たときに風水、
つまり地形や方角に共通点を見出し、
地勢や方角がその国や都市に及ぼす影響についてまとめた学問です。
風水は都市、
それも王宮を抱える国家の首都となる都市を建設するために編み出された学問ですから、
現代にあっても都市建設のためにこそ活用されるべきものですが、
日本のどこにそれを新しく計画する場所が残っているでしょうか?
風水を家屋内に当て嵌める風水インテリアの考え方は日本同様に土地のせまい香港から伝わりました。
日本でもマスコミにもてはやされてすごい勢いで流行りましたね(笑)。
風水は運気を呼ぶための学問です。
人は固有の運気と言うものを生まれ持っています、
その運気を良くする、
それに影響を強く及ぼす生活環境を風水の考え方にのっとったインテリア配置でよくしようというわけですね。
インテリア風水の知識
インテリア風水を考える上で最低限の知識としても風水の基本的な考え方である五行について
まず知っておいてくださいね。
世界はすべて五つの要素に分類されるという考え方です。
個人に運気があるように、
家具にもそれぞれの運気があります。
そしてその用途によってこれがまた異なるのです。
五行では万物が
木(もく)、
火(か)、
土(ど)、
金(きん)、
水(すい)
の五つに分類するのですが、
家具もこれに従って分類して考えます。
風水インテリアでは五行に従った家具の把握が重要です。
それぞれの家具の置き場所やどういった家具がどの間取りに適しているのか、
家具それぞれの運気についても学んでおく必要があります。
風水は全てのバランスが大切ですから。
風水インテリアなんて怪しい占い師の新手の詐欺だ、
ドクターコパの金儲けの陰謀だ、
と思っていて眉につばつけてみている人も多いと思いますが(私もそうでした)、
実は風水インテリアを家屋内に当てはめると、
実際に家屋内の空気の流れがよくなることが多いのです。
風水インテリアの概念が四季それぞれで違うことからもそれは伺えますね。
五行や風水の基本の考え方に理屈はありませんが、
経験に従っています。
風水インテリアにしたがって四季それぞれにベッドの位置を変えたところ、
変える前のベッドの下の床がカビでいっぱいだった。
風水インテリアにしたがって配置したらカビが付かなくなった、
そういう実例もあります。
風水インテリアをいくら駆使しても、
部屋の清掃が滞っていると良い気は部屋には入って来てくれないそうです。
風水インテリアの効果によくするためにも、
自分の住んでいる所を大切にする気持ちを持ちましょう。